世界中がワールドカップに熱狂しているこの時期、
極東のサッカー後進国の、しかも2部リーグの戦いになど、
いったどれだけの人が注目していたであろうか。
6月21日平日の夜、ヴェルディが、好調神戸をホームに迎えたこの試合。
スタジアムに集った物好きなサッカーファンはわずかに4000人。
美しくライトアップされた味の素スタジアムにおいてはあまりにも寂しい数字だ。
ワールドカップと比較してしまう私が意地悪なのだろうか。
そこで行われたのは凡庸な試合。互いに4バックの布陣をしいていたものの、
攻撃的な姿勢は、微塵にも感じられなかった。
欠けていたのは技術だろうか、体力だろうか、それともモチベーション?
パク・カンジョは、そんな我々の飽き飽きした視線を、見事に覆してくれた。
豊富な運動量で走り、攻め、守り、仕掛け、倒され、それでも立ち上がった。
特に、神戸の選手が1人退場してからの彼の動きは特筆モノだった。
キャプテンマークを巻く三浦淳宏とともに
(駒野ではなく、彼がドイツのピッチにいたとしても決して不思議ではない!)
攻守にヴェルディの選手達をかく乱していった。
この試合、パク・カンジョは
1点差で追いかけるヴェルディに引導をわたす素晴らしいゴールを決めた。
ワールドカップという大舞台で戦う韓国代表のパク・チソンではないが、
パク・カンジョもまた、優れたフットボーラーであることに間違いはない。
※ジェレミーに一言モノ申す!BBSはこちら(参考:
A view from a Brit by Jeremy Walker)