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第34節 〜一年と一瞬と〜
Jリーグ Division1 第34節
△F.C.TOKYO 2[1-1]2 セレッソ大阪△

セレッソが一年間積み上げてきたものが、
ロスタイムに入ろうかという後半44分の今野のシュートによって
一瞬にして無に帰してしまった。

その瞬間の、森島の表情。
自らの役目を果たし終え、後は試合終了のホイッスルを待つだけだった。
4万を超える大観衆の「セレッソ大阪」コールと共に、
5年越しの喚起の瞬間を彼は待っていた。
その瞬間の、その刹那の、エアポケット。
今野の同点ゴール。




その時に森島が見せた表情を、僕は忘れない。
言葉では言い表せない。なんともいえない顔。
東京の選手達の健闘も喜ばしいが、
森島がこれまで歩んできた道程を思うと、やはり涙が出てしまった。

同じような表情を何度か見たことがある。
例えば去年のナビスコカップ決勝。
PKを外した浦和レッズの山田がこんな表情をしていた。
それまで積み上げてきたものが、一瞬で崩れさっていく瞬間。

勝負の世界は実に厳しい。
一人の勝者の歓喜のために、他の全員が犠牲になる。
どんなに努力しても、届かないときは絶対に届かない。
勝利の女神はかくも気まぐれなのか。
でも。だからこそ。
栄冠を勝ち取った時のカタルシスは何ものにも変え難いし、
栄光を失う際の絶望は想像を絶する。

東京サポーターもセレッソサポーターも
今日あったことを胸に刻みこもう。
こんな事はめったに起きない。
それは決してハッピーエンドでは無かったかもしれないが、
このような美しく残酷な舞台を目の当たりに出来た事を、
幸運だったと思えるように、いつかきっと、なるだろう。
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by ponta5cm | 2005-12-03 20:33 | Match Report
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